「間違いがあっても、それを教訓にできればいい」/ 中越 鈴木春祥監督

1978年の夏に初出場後、県内最多となる夏の甲子園の出場回数をマークしている新潟県が誇る強豪、中越高校。

80年代には、夏の選手権に4度出場していたものの03年以降は甲子園から遠ざかっていたが、15年に夏の出場を界に、再び県や全国で活躍を続けている。

そんな中越高校を22歳から20年以上指揮を執り、夏の甲子園に7度導いた実績を持つ、鈴木春祥監督である。

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「試合に出られるかどうかよりも、最後までやり切ることが大切なのです」/ 青森山田 渋谷良弥監督

平成5年の夏に初出場を果たすと、11年の夏は4強まで勝ち進み、平成16年からは県勢初の夏の県大会6連覇を成し遂げた、強豪青森山田高校。

数々の記録を残し、プロ野球選手を多数輩出し、平成の青森県と東北地区の高校野球を引っ張ってきた存在である。

そんなチームを指揮していたのが、母校の日大山形青森山田を全国レベルへ育て上げ、両校合わせて甲子園に22度導き、16の勝ち星を挙げた記録を持つ渋谷良弥監督である。

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「同じことをやっても、同じ結果しか出ん」/ 高知商 上田修身監督

春夏合わせて、甲子園で60を超える勝ち星を挙げている四国を代表する名門、高知商業高校。

昭和23年のセンバツに初出場後、優勝1回、準優勝3回と甲子園で好成績を残している。

そんなチームを2015年から指揮しているのが、選手時代に高知商の主将として、センバツ優勝を成し遂げている上田修身監督である。

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「甲子園では自分の野球を確立しないと勝てません」/ 明秀日立 金沢成奉監督

2017年の秋の関東大会で準優勝を成し遂げ、翌年のセンバツで甲子園初出場を果たした、茨城県の明秀日立高校。

甲子園では初勝利を挙げると、優勝した大阪桐蔭に敗れるも、ベスト16まで勝ち進み、全国から注目を浴びる存在となった。

そんな明秀日立を2012年秋から指揮しているのは、かつて光星学院(現・八戸学院光星)で春夏合わせて8度甲子園へ導き、プロ野球選手も多数育て上げた名将、金沢成奉監督である。

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「常に実践をイメージして、練習すること」/ 明桜 輿石重弘監督

春夏合わせて10回を超える甲子園出場を誇る、秋田県の名門、明桜高校。

かつては、秋田経法大付として、昭和の終わりから甲子園常連校となり、初出場の昭和56年のセンバツでは8強、平成元年の夏の選手権では、4強の成績を残している。

平成5年以降は、甲子園に出場するも7連敗中と、やや苦しんでいるが、令和元年の東北大会では準優勝するなど、県や地区では上位進出を続けている。

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「夏は何が起こるか分かりません」/ 京都成章 松井常夫監督

1998年の夏の選手権で、甲子園初勝利を果たすと、勢いそのままに決勝まで勝ち進み準優勝を成し遂げた、京都成章高校。

決勝では、横浜高校にノーヒットノーランで敗れるも、全国制覇経験校を次々に倒したことで、全国から注目を浴びる存在となった。

その後は、一時的に甲子園から遠ざかっていたものの、11年センバツ、17年選手権に出場したことで、府大会では優勝候補の一角として認識されている。

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「自信が持てれば、プレーしていても楽しいです」/ 桐生第一 福田治男監督

平成3年のセンバツで初出場ながら8強入を果たすと、11年の夏の甲子園では、県勢初の全国制覇を成し遂げた桐生第一高校。

その後もコンスタントに甲子園へ出場し、15年夏には4強入りを果たすなど、数々の実績やプロ野球選手も輩出している強豪である。

そんなチームを1985年の創部時から指揮してきたのが、福田治男監督である。

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「見て学ぶということも大事なことです」/ 竜ヶ崎第一 飯塚親弘監督

茨城県勢として初めて甲子園の土を踏み、その後春夏合わせて10回の甲子園出場を誇る名門、竜ヶ崎第一高校。

大正時代には、5年連続甲子園出場を果たし、関東を代表する強豪として活躍していたものの、平成12年を最後に甲子園から遠ざかっている。

しかし、近年は、私学の全国レベルの高校に阻まれながらも、県大会では上位進出を続け、優勝候補にも名を連ね、名門復活を予感させている。

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「毎年3年生と同じ気持ちで監督をやろうと思っています」/ 宮崎日大 榊原聡一郎監督

宮崎県は、九州勢で唯一「全国制覇」の経験がないが、近年は、2009年夏には都城商が8強に、13年夏には延岡学園が準優勝するなど、全国でも上位進出しつつある。

また、単独県大会制が採用されて以降は、連続出場校が一校も存在しないほど、毎年熱戦が繰り広げられている。

そんな宮崎県で、甲子園には2回の出場し、県内では毎年上進出常連で、プロ野球選手も輩出しているのが、宮崎日大である。

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