辛い時や悲しい時、挫折や絶望を経験した際に、仲間や応援してくれている人から貰う言葉というものは、明日への希望になったり心の支えとなる。
それは逆も然りで、自分の言葉が落ち込んでいたり苦しんでいる誰かの力になることもあれば、その人の運命を大きく変えることも充分にある。
しかし、言葉は使う場面や場所などの使い方を間違えてしまうと、邪魔になってしまうこともあるため、慎重に選びながら伝えなければならない。
そんな考えから土浦日大を指揮している小菅勲監督は、言葉の持つメリットとデメリットを理解し、指導時には状況に応じて適切に使うようにしている。
小菅監督は選手時代の恩師、木内幸男監督が言葉を巧みに使い、自身やチームメイトのやる気を引き出し、全国制覇へ導く所を目の当たりにしている。
そうした経験から、言葉が勝敗やプレーに与える影響の大きさを把握し、指導者となってからは、木内監督を手本にしながらの指導を心がけている。
特に、指摘や注意をする際は、傷をつけないように言葉に愛情を添えていた点や、大舞台では極力褒めるようにするなどは、恩師より継承している。
言葉で選手をその気にさせたり成長を促す、木内野球を受け継ぐ小菅監督は、土浦日大を全国の頂点へ導くために、今日もコミュニケーションに力を注いでいる。
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「「一番武器になるのが言葉だし、一番邪魔になるのも言葉だと思っています」/ 土浦日大 小菅勲監督」への1件のフィードバック