「俺は手取り足取り教えるのは好きじゃない。だから自分で考えなさい。」/ 早稲田実業 和泉実監督

2006年の夏の甲子園で、駒大苫小牧との決勝戦引き分け再試合を制して、90年越しの夢を叶えた都の名門早稲田実業

春夏1度ずつの全国制覇の経験があり、世界からも注目されるようなプロ野球選手を輩出している実績もある。

そんな、早稲田実業を指揮しているのが和泉実監督である。

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「高校野球は奇跡が起きると身をもって感じられた」/ 千葉経大付属 松本吉啓監督

高校野球ファンの間で「戦国の千葉」と称されることもある激戦区千葉県。

かつて2年連続夏の甲子園を県勢が優勝したことで「千葉を制すものは甲子園を制す」と噂されたほどレベルの高い地区である。

そんな千葉県で一時代を築いたのが千葉経大付属である。

チームを率いていたのは、選手時代に桜美林高校の投手として甲子園を制し、監督としても埼玉栄を甲子園に導いた経験を持つ松本吉啓監督である。

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「『大人の都合で子供たちが振り回されることだけはないようにしよう』と心掛けています。」/ 近江 多賀章仁監督

高校野球の激戦区であり、全国トップレベルのチームが多数存在する近畿地方。

その近畿で唯一優勝経験のないのが滋賀県である。

しかし、決してレベルが低い訳では無い。

2018年のセンバツでは、県勢が3校甲子園に出場。県のレベルの高さを全国に知らしめた。

そんな滋賀県勢の最高成績を残してるのが、近江高校である。

2001年の夏の選手権では、「三本の矢」と称される3投手を擁して、甲子園準優勝を成し遂げた。

また、2018年夏も強豪を倒し8強まで勝ち進むなど、四半世紀近く全国から注目を集める存在である。

そんなチームを指揮するのが名将、多賀章仁監督である。

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「本物は厳しさ苦しさの中からしか生まれてこない」/ 長崎日大 金城孝夫監督

1999年のセンバツで県勢初の甲子園制覇を達成した沖縄尚学高校。

そんなチームを指揮していたのが、金城孝夫監督である。

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「社会に出て通用するのは決して『技』ではなく『心』と『体』」/ 東洋大姫路 藤田明彦監督

地元兵庫代表校として、全国制覇の経験もあり、数々の名勝負を演じてきた東洋大姫路高校。

チームを指揮しているのは東洋大姫路の卒業生でもある藤田明彦監督である。

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「みんな自信がないところからのスタートなんです」/ 下関国際 坂原秀尚監督

甲子園とは無縁に等しく、不祥事などにより評判の悪かった山口県の下関国際高校。

坂原秀尚監督は2005年にそんなチームに、監督として就任した。

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「喜ぶ顔が出てきたら、変わってくる。成長の証ですよ」/ 如水館 迫田穆成監督

広陵広島商の二強を軸に公立、私立の差がなく毎年激戦を繰り広げている広島県。

そんな広島で、平成9年に甲子園初出場を果たすと、23年の夏の甲子園で八強入りするなど、春夏合わせて8度の出場で様々な実績を残しているのが如水館である。

チームを指揮していたのは、迫田穆成監督である。

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「試合には負けたけど、甲子園を目指す練習はしたんだ」/ 日本文理 大井道夫監督

甲子園で中々成績を残せていなかった新潟県勢。

そんなレッテルに終止符を打ったのが日本文理である。

2009年夏の甲子園で、県勢初の準優勝を成し遂げたのだ。

中でも、決勝戦では、最終回二死走者無しからの5点をとる怒涛の追い上げで球史に残る名勝負として、今後も語られるであろう好ゲームを繰り広げた。

チームを指揮していたのが、大井道夫監督である。

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「心は熱く、頭は冷静に」/ 東大阪大柏原 田中秀昌監督

平成最強の呼び声高い大阪桐蔭、80年代を中心に昭和を代表する名門PL学園など、全国制覇経験校が8校存在している大阪府。

毎年、全国レベルの戦いが繰り広げられ、公立私立に関係なく強豪揃いで、ノーシード制で大波乱が起こる激戦区である。

そんな大阪で、上宮を率いてセンバツ制覇を成し遂げ、東大阪大柏原時代では、後の春夏連覇メンバーがいる大阪桐蔭を決勝で敗り甲子園の切符を手にするなどの実績を残したのが名将田中秀昌監督である。

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