「自ら答えにたどり着けば、道筋を覚え、自分で修正できるようになる」/ 明豊 川崎絢平監督

21世紀に入り、初の甲子園出場を果たすと、夏は3度の8強センバツは4強に1度進出した実績を残してる大分県の明豊高校。

チームを2012年から指揮しているのは、選手時代に、名門、智弁和歌山で1年生ながら全国制覇を経験した実績を持つ、川崎絢平監督である。

川崎絢平監督の記事はこちら。

【関連】智弁和歌山の記事はこちら。

川崎監督は、「守り」を重視したチーム作りを行うために、守備練習に多くの時間を使い、強化していた。

しかし、甲子園で大敗をしたことをきっかけに、「全国で勝つには打力が必要」と考え、攻撃力の向上を目指し、打撃練習にも力を入れている。

筋力トレーニングでボールを飛ばせる身体作りを行い、多種類のティーバッティングを行い、振り負けず、変化球にも崩されない、全身を使った力強いスイングを徹底させている。

練習のメニューについては、監督がある程度の指示を出すものの、技術に関しては、選手の感性に任せてることが多い。

フォームや身体の使い方などは、選手の自由にさせて、間違いや欠点を見つけても、頭ごなしに否定せず、受け入れやすいように、アドバイス以上の指導をしないのが、川崎監督流である。

攻守に隙のない野球を目指しながらも、選手の感性を育てることを優先した指導が、明豊の強さを支えているのだろう。

明豊高校の記事はこちら。

「「自ら答えにたどり着けば、道筋を覚え、自分で修正できるようになる」/ 明豊 川崎絢平監督」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です