「自分がイメージしてることを体で体現するということが大事」/ 横浜 増田珠選手

2017年の夏、激戦の神奈川を前年に続く大会最多本塁打を放つなどの圧倒的強さで連覇し、甲子園出場を果たした横浜高校

当時、チームの主軸を務めていたのは、広角に打ち分けるバッティングが持ち味で、高校通算33本塁打を放った増田珠選手である。

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増田選手は、小学1年からソフトボールを始め、基礎を身につけると、本格的に野球を中学時代には、投げては140キロ、打っても高打率を残すなど、日本代表に選出される選手までに成長していった。

名門、横浜高校に進学後は、1年春から公式戦に出場し、夏の県大会でもレギュラーとして出場し、ノーシードのチームをプレーで引っ張り、準優勝に貢献した。

続く秋以降は、手首の疲労骨折を発症し、本来の打撃や練習ができない状態が続き、約半年間苦しめられるも、手術後最初の練習試合で本塁打を放ち、復活を果たした。

勢いそのままに、2年の夏の甲子園に出場すると、5割の打率を残し、秋の新チームでも、4割を超える打率を残し、好打者としてプロからも注目を浴びる存在となっていった。

しかし、増田選手は現状に満足することなく、さらなる進化を目指し、最後の冬を自主トレーニングで徹底的に追い込み、得意とする力強い打撃のレベルアップを遂げた。

迎えた夏は、地方大会で5本塁打を放つなどの活躍でチームを2年連続で甲子園へ導くと、日本代表にも選出され、チームの世界3位に貢献したのであった。

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