「負けた側のことを思える選手になりなさい」/ 近江 多賀章仁監督

滋賀県勢の悲願である、全国制覇に最も近いと称される近江高校を、30年以上に渡って指導し続けている多賀章仁監督

そんな多賀監督は、「野球に集中できる環境をととのえる」という独自の指導目標を掲げながらも、甲子園の県勢最高成績となる準優勝を筆頭に、幾度も好成績を残し続けているのだ。

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「普段の練習以上のことをやろうとすると失敗する」/ 日大三 近藤一樹選手

2001年の夏の甲子園で、当時の甲子園チーム打率の記録を更新する.427を残し、全国制覇を成し遂げた、日大三高

そんなチームでエースとして、守りの面を支え、優勝に大きく貢献したのが、近藤一樹選手である。

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「リスクを恐れて周りができなくなるなら、そこを追求していく」/ 早鞆 大越基監督

選手時代に投手として甲子園準優勝を成し遂げ、その後もプロ野球選手として活躍した経歴を持っていたことから、監督就任時に、大きな話題を呼んだ、大越基監督

大越監督は、プロ野球を引退後、かつて、夏の甲子園準優勝を成し遂げた山口県の古豪、早鞆高校の復活をOBから託され、指導者人生をスタートさせていった。

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「個人プレイではなくチームのために貢献する」/ 駒大苫小牧 糸屋義典選手

2004年の夏の甲子園で、大会記録を更新するチーム打率.448を残し、北海道勢初の全国制覇を成し遂げた、駒大苫小牧高校。

当時、チームの正捕手を務めていたのは、好リードと大会通算20打数14安打という驚異的な数字で優勝に大きく貢献した、糸屋義典選手である。

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「ある程度厳しくする中で褒めることが子どもたちには良い」/ 鳴門 森脇稔監督

うずしお打線」の愛称で親しまれていた、強力打線を武器に1950年代に黄金期を築いた、徳島県の鳴門高校は、低迷期を乗り越え、2010年代に入り、再び甲子園常連校となっている。

 そんな、長きの間、甲子園から遠ざかっていた名門を、復活へと導いたのは、2007年に、2度目の鳴門高校の監督に就任した、森脇稔監督である。

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「実力以上のものが出るのも高校野球です」/ 智弁和歌山 堤野健太郎選手

2000年の甲子園に、春夏連続で出場し、センバツでは準優勝、夏の選手権では全国制覇を成し遂げた、智弁和歌山高校。

当時、主将を務めていたのは、夏の甲子園決勝で2本の本塁打放つなどの活躍を見せ、チームを優勝へに大きく貢献した、堤野健太郎選手である。

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「僕らは364日苦しくて、たった1日の喜びのためにやっている」/ 明秀日立 金沢成奉監督

勝利至上主義」や、「教育の一環か否か」などとならべられ、高校野球界における課題の重要な一つとして賛否両論ある、地元以外の選手でチーム作りを行う「野球留学制度」。

明秀日立高校を指揮する、金沢成奉監督は、光星学院の監督時代からこの問題と上手く付き合いながら、指導を続けている。

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「努力をしていろんなつらさを乗り越えた選手が甲子園で結果を残せる」/ 西日本短大付 森尾和貴選手

1992年の夏の甲子園で、全国制覇を成し遂げた、福岡県の西日本短大付属高校。

当時、チームのエースを務めていたのは、甲子園5試合全てに登板し、4試合を完封するなどの好投でチームの優勝の立役者となった森尾和貴選手である。

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「与えられた状況で、最善を尽くそうとすることで得られるのが結果です」/ 明石商業 狭間善徳監督

無名の公立高校であった、明石商業が全国トップレベルにまで成長したのには、チームを指揮する狭間善徳監督の、選手たち以上とも称される圧倒的な努力があったからである。

野球に全てを費やし、「間違った努力や足りていない努力は、努力ではない」と身をもって示す姿は、部員だけでなく、他校の名将として語られる指導者ですら一目を置く程である。

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