「本物は厳しさ苦しさの中からしか生まれてこない」/ 長崎日大 金城孝夫監督

1999年のセンバツで県勢初の甲子園制覇を達成した沖縄尚学高校。

そんなチームを指揮していたのが、金城孝夫監督である。

金城孝夫監督の記事はこちら。

金城監督は、2006年に長崎日大の監督に就任し、翌年の夏の選手権では甲子園4強までチームを導き、2009年の夏は、センバツ覇者の清峰を県大会で敗り甲子園出場を決めるなどの実績を持つ。

2018年夏に長崎日大を勇退し、19年4月からは愛知黎明で指揮を執っている。

金城監督は「鬼」と称されるほど、選手たちを厳しく鍛え上げている。

それは、技術だけではなく、人としての基本的なことや、学校生活なども妥協なく指導しているからだ。

長年の指導から、野球の技術を鍛えることより、人間性を向上させることが甲子園への近道であるということを知っているからである。

「甲子園」や「全国制覇」といった目標を目指しているが、偶然やまぐれではなく、「本物」に育て上げた上での達成をかかげている。

ベテランの域に達しているにも関わらず、甲子園出場が決まった際や全国から注目を集めても、浮かれないように鍛え直し、足元をすくわれないように常に「本物」の強さを目指している。

自身2度目の全国制覇を目標に今日も選手愛に溢れた厳しさで指導をしている。

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