「決勝で負けるんやったら、1回戦で負けた方がましや」/ 智弁和歌山 高嶋仁 監督

春夏3度の全国制覇を誇る名門智弁和歌山

そんな智弁和歌山の甲子園の歴史は、高嶋仁監督の歴史でもある。

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高嶋監督は甲子園で68勝という驚異的な記録を残している。(2019年3月時点歴代最多勝利監督である)

そんな名将、高嶋監督は甲子園予選である県大会直前まで、「調整」ではなく「追い込み」をする。

その理由は、「甲子園出場」ではなく「甲子園で勝つこと」を求めているからである。

エースを温存して負けることもあり、甲子園に出れなければ意味が無いように思うが、予選をエース温存で負けるようなら甲子園にも出れないし甲子園では勝てないというのが高嶋監督の見解だ。

大会ギリギリまで「追い込む」ことによって、県予選の準決勝ぐらいになると、選手たちは調子を上げてくる。

それを実証するかのように、和歌山大会決勝では23勝1敗と驚異的な記録を残している。

甲子園出場ではなく、甲子園で勝つといった高い目標が、選手のモチベーションとなり、志高く練習に打ち込めるのだろう。

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