「やれることを全部やってもらいたい」/ 常葉大菊川 高橋利和監督

今や東海地方だけでなく、全国から強豪校として注目を集める存在となっている静岡の常葉大菊川高校。

2007年のセンバツ大会で大阪桐蔭などの優勝候補を次々と下し勢いそのままに、全国制覇を成し遂げた。

続く夏は甲子園四強、翌年夏は甲子園準優勝を成し遂げるなど、初優勝時まで、甲子園で1度も勝てなかったが、一気に全国レベルの強豪校となった。

そんなチームを指揮しているのは、選手として甲子園経験もある高橋利和監督である。

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2018年の夏に、監督として初の甲子園出場を決めると、「ノーサイン野球」 で全国の16強まで勝ち進んだ。

高橋監督の求めているのは、「前向きなアウト」である。選手達が自ら場面に応じた策を考え、常識や定石などに縛られず、攻めたプレーをするように指導している。

選手たちに対しては失敗を怒ることはせず、成功まで足りなかった部分やヒントを伝えて、否定せず育てていく。

かつて全国制覇した際には「超攻撃型野球」として甲子園を魅了していたが、「ノーサイン野球」が加わり、更にアグレッシブ野球に磨きをかけている。

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