「全員出して勝つ、それがいちばんです」/ 三重 中村好治監督

平成の高校野球最強と称されている、大阪桐蔭を甲子園の舞台で二度苦しめた東海を代表する名門三重高校。

2014年夏の甲子園では、決勝の舞台で1点差の接戦ゲームで、王者を最後まで苦しめた。

そんな、チームを指揮していたのが、中村好治監督

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2019年春からは、愛知啓成で指揮を執っている。

中村監督は、2014年春に三重の監督に就任すると、その年の夏の甲子園で、チームを準優勝に導いた。

中村監督は、監督就任後から毎日欠かさず、選手全員とコミュニケーションをとっていた。

100人を超える部員に、最低でも一人一言ずつでも声をかけていた。

選手達との会話の中から、調子の善し悪しや、悩みの有無など、様々なことを把握していた。

「勝つことが前提」としながらも、「全員野球」のスタイルを貫き、「技術」より「頑張ってきた」選手を出場させたり、日々のコミュニケーションで得た情報から場面に適した選手を起用し、ピンチを脱し、チャンスをものにするなど、「全員」で戦っていた。

選手の頑張りを監督が評価し起用することで、監督の評価に答えるかのように、選手が活躍し結果を残す。

全員野球のメリットを最大限に生かしていた中村監督の今後の采配にも注目だ。

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