「悪いことは知らん顔というか、まずはいいところを伸ばしてあげよう」/ 延岡学園 三浦正行監督

九州大会の常連でもあり、甲子園での実績ももある宮崎県の強豪延岡学園高校。

2013年夏には、下馬評は低かったものの快進撃を続け、準優勝を成し遂げ、全国の高校野球ファンにその名を知らしめた。

そんな延岡学園を2017年9月から指導しているのは、三浦正行監督である。

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三浦監督は、プロ野球の大洋で6年間プレーし、スコアラーや球団職員など30年以上プロの世界に身を置いていた経歴を持っている。

そして、経歴以外にも就任後すぐのセンバツの切符を掴むなど、指導者としてのレベルの高さで世間から注目を集めた。

三浦監督のチーム作りは、押さえつけて指導するのでは無く、自主性に任せたのびのび野球である。

結果に対して怒り、選手におどおどしてプレーをさせないように、「全力疾走」や「送球の正確性」などの基本的な指導はするが、無理に価値観を押し付けるなどの指導はしない。

短所を指導するのではなく、長所を伸ばす指導を行ってい、個人の能力が最大限発揮できるようにした状態で、チームをまとめていくのだ。

のびのびとした、長所を活かす野球を否定することなく後押しすることで、圧倒的な早さで、甲子園出場を決めることができたのだろう。

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