「目に見えない部分を鍛える」/ 関東一 米澤貴光監督

出場参加校も多く、全国制覇経験校が複数存在する激戦区東京。そんな東京で、甲子園常連校で毎年優勝候補としているのが、関東一高である。

1987年のセンバツ準優勝以降やや甲子園から遠ざかっていたものの、2008年春から約10年間で8回甲子園に出場するなど近年は抜群の安定感を誇る。

また、甲子園でも、2012年センバツ、2015年選手権では、ベスト4に進出するなど、全国でも勝てるチームである。

そんなチームを率いているのは、OBでもある米澤貴光監督である。

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米澤監督は、怒鳴らない監督として有名である。

怒って選手を動かすのではなく、気づかせ役となり選手を自主的に動かすのである。

原因や理由を選手に伝えたり、意味を問わせることによって、選手が考えて動く癖をつけさせているのである。

それも、カバーリング、全力疾走など、細かいところにまで隙のないように、目に見えない部分も鍛えている。

細かな設定の実戦意識の練習を行い、記録に残らないようなプレーを拘ることで、大舞台や接戦でも勝つことができるのだろう。

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