「高校野球は効率の良さや確率、技術だけでは勝てない」/ クラーク記念国際 佐々木啓司監督

通信制の学校として、全国で初めて夏の甲子園に出場を果た、北海道のクラーク記念国際

チームの歴史は浅いものの、春夏の甲子園に加え、神宮大会にも出場するなど、実績は充分である。

そんなクラーク記念国際を指揮しているのは、駒大岩見沢で35年指導をしていた、佐々木啓司監督である。

佐々木監督は、「ヒグマ打線」と称される強力な攻撃力を作り、駒大岩見沢を甲子園常連校にまで育て上げた実績を持つ。

そのため、クラーク記念国際に就任した際には、その手腕に注目が集まったが、決して、長年の指導キャリアで培ったものを、そのまま使うことはなかった。

過去の成果を引き合いに出すこともせず、現状の選手や自分と向き合い、最も成長できる方法を模索した。

そのため、メンタル面に課題がある場合には、非効率なことを覚悟で、練習メニューを取り入れることも行った。

そうすることで、技術では劣る相手にも下馬評を覆す活躍をするなど、チームは、3年という短い時間で、甲子園出場も果たした。

効率や生産性ばかりを追求せず、丁寧に一歩ずつ歩む佐々木監督のスタイルに導かれ、クラーク記念国際は、更なる進化を遂げる。

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