春夏合わせて、10回を超える甲子園出場を記録している、福島県の学法石川。
そんなチームを平成30年秋から指揮しているのは、仙台育英の監督を約20年勤め、センバツと選手権で1回ずつ準優勝に導いた経験を持つ佐々木順一朗監督である。
佐々木監督は、仙台育英時代からの「チームを一つにする」という指導方針は変えず、学法石川でもチーム力を重視して指導している。
また、「笑顔」、「反応」、「変化」、というスローガンを掲げ、チーム改革を行なっている。
長年の甲子園に出場できていないことから、チームは劣勢になると諦める雰囲気があると感じ、気持ちの面で負けないためにも、試合では「劣勢の時こそ笑顔」を浸透させている。
ミスをした際にも落ち込まず、積極的に笑顔で声を出し、良いムードを作れば挽回できるということを伝え、「反応」の仕方をプラスに使うようにも指導している。
そして、調子の良い状態でも現状に満足せず、新しいことに挑戦をし続けることが、成長には必要であると伝え、挑戦する姿勢を応援し支えている。
県内最大の強敵である、「聖光学院」の壁を乗り越え、仙台育英時代に果たせなかった、甲子園制覇を目指し、今日も佐々木監督と選手たちの挑戦は続いている。
「「良いことがあると変えるのが怖くなるが、変化をしないと成長もない」/ 学法石川 佐々木順一朗監督」への2件のフィードバック