「負けて『どうあるべきか』という課題を見つけることに意味がある」/ 北海 大西健斗選手

2016年の夏の甲子園で、自校の歴史を塗り替える、選手権準優勝を成し遂げた、北の名門、北海高校

当時チームのエースとして、主将として、史上初の夏の決勝に大きく貢献したのが、大西健斗選手である。

北海高校の記事はこちら。

大西選手は、2年生の夏に甲子園のマウンドを経験するも、被安打2、四球1を与えたところで、一つのアウトもとれず降板し、チームも18失点で大敗を喫するなど、苦い経験を味わった。

悔しさの残る中での新チームのスタートは、切り替えることがなかなかできない中で、主将にも指名されたことによる責任もあり、秋の大会で敗れ、センバツの切符を逃してしまった。

主将経験もなく、投打の中心選手であった大西選手にとっては、チームをまとめることに想像以上に時間を要し、苦労の日々が続いていた。

【関連】駒大苫小牧の記事はこちら。

それでも、甲子園を目指すために、深夜11時の終電ギリギリまで、選手だけでミーティングを行うなど、粘り強い努力でチーム力をまとめあげていった。

迎えた最後の夏は、南北海道大会4試合すべての試合で、先発完投でチームを2年連続の甲子園へチームを導くと、甲子園でも、投打にわたる活躍で、決勝進出の立役者となった。

決勝では惜しくも敗れたが、再び負けからのスタートで進化を目指す大西選手から、今後も目が離せない。

【関連】札幌大谷の記事はこちら。

「「負けて『どうあるべきか』という課題を見つけることに意味がある」/ 北海 大西健斗選手」への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です