「心にはいつも雑草魂、どれだけ踏まれても立ち上がる気持ちを持ちたい」/ 金足農業 吉田輝星選手

2018年の夏の甲子園で秋田県勢として103年ぶりに決勝進出を果たし、「金農旋風」として全国から注目を集めた、金足農業高校。

そんなチームのエースとして、甲子園で881球の熱投を見せ、準優勝の立役者となったのが、吉田輝星選手である。

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吉田選手は、2年生の夏には140キロを超えるストレートを軸とした安定した投球で、県内では注目を浴びる存在であった。

しかし、県大会決勝では、10安打を浴び涙をのむなど、甲子園出場の夢は簡単には叶わなかった。

その悔しさから、前年以上の努力が必要と考え、冬場には膝まで雪に埋もれながらも、チームメイトもを背負って走り込むなど、激しいトレーニングを中心に努力を続けていった。

努力の成果は実を結び、前年より腰周りは5センチも大きくなり、投球はレベルアップし、ストレートの球速も150キロを記録するまでに成長を遂げた。

県大会を圧巻の投球で制すると、甲子園でも快投は続き、優勝候補や名門を次々とねじ伏せ、県勢として、約1世紀ぶりの決勝の舞台へとチームを導いた。

2年次に味わった悔しさを、エネルギーへと変え、甲子園を沸かせた吉田投手を筆頭に、踏まれても立ち上がる雑草魂」で躍進した金足農業旋風はいつまでも語り継がけるだろう。

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