「一日一日、自分で良かったと思える練習をしていくことが大事」/ 大阪桐蔭 根尾昂選手

2018年の甲子園で、史上初の2度目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭高校。

当時、高校通算32本塁打でチームの主軸を担い、投手としても150キロを超える速球を誇り、史上初の2年連続優勝投手になるなどの活躍を見せていたのが、根尾昂選手である。

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根尾選手は、中学時代に投手として146キロを記録したことや、スキーの全国大会で優勝した実績があったため、「スーパー中学生」として注目を集める存在であった。

大阪桐蔭に進学後は、全国トップレベルの選手が揃う中で、1年夏からベンチ入りを果たすと、2年時からは投打に渡る活躍でチームの中心選手となっていった。

最終学年となった2年秋以降は、ネットやマスコミから「最強軍団」と称され、周囲から厳しくマークされ、本来のプレーをさせてもらえない状態が続いていた。

それでも、周りの声や評価に左右されることなく、自身のスタイルを貫きながら練習に励み、調子の上がらない時には読書をして考え方や視野を広げる工夫もこなしていった。

迎えた、4季連続の出場となった最後の甲子園では、投げては2勝を挙げ、打っては3本塁打と、前評判以上の活躍でチームの優勝に貢献したのであった。

そして、その後行われた世界大会にも日本代表として選出されると、攻守に活躍を見せるだけでなく、投手としても自己最速を更新するなど好投し、チームを3位へと導いたのであった。

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