「失敗を気にしていたら、絶対に結果は出ません」/ 桐蔭学園 森敬斗選手

2018年に、秋の関東大会を24年ぶりに制し、翌年のセンバツには、18年ぶりの出場を果たした、神奈川県の桐蔭学園高校。

当時、チームの主将を務めていたのは、走攻守三拍子揃った遊撃手として、全国から注目を集めていた森敬斗選手である。

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森選手は、小学3年時から野球を始めると、中学時代にはボーイズリーグに所属し、県の選抜チームにも選出され、海外遠征なども経験した。

そうした中学時代の実績や経験から、より高いレベルの野球を求め、神奈川の名門、桐蔭学園へ進学すると、ポテンシャルの高さを評価され、1年時からベンチ入りし、秋以降は本格的に試合に出場するようになっていった。

2年夏までは、甲子園出場は果たせなかったものの、秋には主将という新たな役割も担ったことで責任感が生まれ、プレーと声でチームを引っ張った結果、県大会決勝と、関東大会出場へと導いた。

しかし、決勝では独特の雰囲気にのまれ、森選手をはじめ全員が思うようなプレーができなかったことで、チームは大敗を喫するなど、悔しい結果に終わった。

そんな悔しさを糧に、自他ともに認める膨大な練習量をチームと個人に課し技術向上に取り組むと、余裕を持つこと挑戦する姿勢を持つことなど、精神面の強化も行った。

その結果、関東大会では、チームは優勝を果たすと、森選手自身も初戦での逆転満塁本塁打を含む3本塁打を放つ活躍を見せ、翌年のセンバツでも、1試合3安打放つなど、その名を全国に知らしめたのであった。

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