「基本を身につけるには練習量が必要」/ 東北 高井雄平選手

2001年のセンバツ大会に、前年秋の東北王者として出場した、宮城県の東北高校

当時、2年生ながらチームのエースを務めていたのは、打者としても高校通算36本塁打を記録し、注目を集めていた、高井雄平選手である。

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高井選手は、小学1年時から野球をはじめると、肩の強さが評価され投手を任されるようになり、中学時代には4番でエースとして、全国大会準優勝に貢献するなどの実績を残した。

そのため、高校進学時には、全国からのスカウトが殺到し、全国トップレベルの強豪校から誘いがかかるなど、大きな注目を浴びた。

そんな中、東北高校へ進学すると1年春からマウンドに立ち最速140キロの速球を武器に、甲子園常連校をねじ伏せるなど、衝撃デビューを果たした。

その後も、毎日野球ノートに小さな目標を書いては、達成するために取り組むという、横着をせず基礎基本から、時間をかけて成長を目指していった。

しかし、迎えた、センバツでは8失点を喫し、初戦敗退という悔しい結果に終わり、以降は甲子園出場は果たせずに引退となった。

それでも、高い意識を持って、練習を続けたことで、3年間で、打っては36本塁打を記録し、投げては154キロを誇るまでに進化を遂げたのであった。

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