「日本一短い練習で日本一強いチームを目指したい」/ 東筑 青野浩彦監督

努力の方法を大きく分けると、短い時間や少ない量で効率よく行う短期集中型と、多くの時間や労力をかけて量で質を上回る型の2種類が存在する。

双方にメリットとデメリットはあるため、どちらが正しいかの結論はないが、どちらを選んだ方が効果が高いかは、人や組織の特性によってある程度の答えが出せる。

福岡県の東筑高校を指揮する青野浩彦監督は、チームの特性や学校のスタンスを考え、短期集中のスタイルで指揮を執っている。

東筑高校は、県内有数の進学校であることから、授業時間確保による練習時間が限られていることに加え、専用グラウンドや雨天練習場もない。

しかし、青野監督はそうした環境に言い訳をするのではなく、短くて少ない練習量だからこそ発揮できる集中力向上心を上手く活用し、練習を行っている。

特に、練習時の移動や準備を指導者からの注意なく行えることや、帰宅後に自主練習に励むことなどは、学校やチームでの練習が限られているからこそ、生まれた強みである。

現状に対して不満を述べるのではなく、チャンスメリットを見出し、指導を続ける青野監督の日本一短い練習で目指す全国制覇への挑戦から、今後も目が離せない。

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