指導者や監督からの言葉より、三年間苦楽を共にしてきた仲間たちの声がの方が心に響き、努力を促したり、自信になることはある。
そんな仲間が与える効果を把握し、互いに支えて励まし合えるようなチームを作ることを目指しているのは、花咲徳栄を指揮する岩井隆監督である。
岩井監督は、選手たちが自立できるような環境作りやサポートをすることを心がけ、個々の人間性や考え方を高める指導を行っている。
その一方で、個人では乗り越えられない目標や課題を見つけた際に、妥協や挫折をしないように、チーム内の選手たちで助け合いができるような、組織力という部分も重視している。
そのために、レギュラーや控え選手に関係なく、極力全員に同じ練習メニューに取り組ませ、一体感を生み出し、自然と協力し合えるような関係を作っていく。
また、技術だけではなく、応援や他チームの研究など、一人一人に適した役割を気づかせ、チームのための行動は、プレー同様に評価して選手たちを育てている。
厳しい練習やしんどい努力を乗り越えるためのモチベーションの一つに「仲間」の存在を持ち、躍進を続ける花咲徳栄から目が離せない。
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「「苦しくなったらベンチを見ろ、仲間がいる」/ 花咲徳栄 岩井隆監督」への1件のフィードバック