東北を代表する名門、仙台育英を2度も甲子園準優勝へ導くなど数々の実績を残した、佐々木順一朗監督。
現在は甲子園から遠ざかっている学法石川の復活に向けて、指揮を執っており、その手腕は注目を集めている。
佐々木監督は、「本気」にならなければ結果を残せないことを伝え、選手たちに取り組む姿勢の根本から変えていく。
しかし、一般的な指導のようにできていないことを厳しい言葉で叱責したり、罰則でプレッシャーをかけることはしない。
必ずどのようなものにも、選手たちがの主体的となって取り組めるよう、楽しさや面白さを追加している。
例えば、グラウンド内での全力疾走を「飛脚プロジェクト」と名づけ、 義務感や強制を排除している。
また、「ディズニーランド構想」と称して、思いやりの姿勢や気遣い、雰囲気作りの大切さなどを学ばせることも行っている。
僅かな変化ではあるが、呼び名が異なることで、選手たちのしんどさを和らげたり、指導者からの注意が心に届きやすくなっているなど充分な効果もある。
苦しいことに嫌々励むのではなく、楽しみながら「本気」になって取り組ませる佐々木監督に導かれ、学法石川が満開の笑顔を咲かせる日は近そうだ。
↓佐々木順一朗監督の記事はこちら↓
- 「練習は人にやらさられるのではなく、自らやることが大切」／ 春日部共栄 本多利治監督
- 「高校野球は、ない中でどうやるかの野球」／ 如水館 迫田穆成監督
- 「基本はなくても基礎はある」／ 創成館 稙田龍生監督
- 「過去や結果を考える前に、今何ができるかを最優先に考えよう」／ 池田 岡田康志監督
- 「一つのミスがゲームを落とす」／ 九州国際大付 楠城徹監督
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「「苦しさを乗り越えてこそ、本当の意味で笑うことができる」／ 学法石川 佐々木順一朗監督」への1件のフィードバック