「今日できなかったことをその日のうちに実行することが、成長するために大切なこと」/ 桐生第一 藤岡貴裕選手

2006年の夏の甲子園で16強進出を果した、群馬県の桐生第一高校。

当時、チームの控え野手として甲子園を経験し、翌年のセンバツではマウンドにも立ったのが、藤岡貴裕選手である。

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藤岡選手は、小学2年から野球を始めると、主に野手としてのプレーし、中学時代には県大会8強を経験するなどの実績を残した。

桐生第一に入学後は、全国制覇の実績を持つ名門の選手のレベルの高さに圧倒されたが、昔から抱いていた投手への憧れを実現するために、練習に励んでいった。

入部当時は、120キロほどの速球しかなく、身体もさほど大きくなかったが、徹底的な走り込みと筋トレで肉体強化を行なっていった。

最初は、監督や指導者からの指示でトレーニングや走り込みを行っていたが、次第に自発的に取り組むようになったことで、成長の速度が加速し、球速も140キロを超える投手に進化を遂げた。

迎えた、3年のセンバツでは初戦敗退ながら力強いピッチングを見せ、夏にはエースナンバーを背負い、県内ナンバーワン投手と称されるまでに成長したのであった。

最後の夏は、甲子園出場を果たせなかったが、県大会決勝までチームを導いたのであった。

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