春夏いずれの甲子園にも出場した経験があり、幾人ものプロ野球選手を輩出している強豪、国士舘高校。
センバツ大会で抜群の安定感を見せていることから、「春の国士舘」と称されている。
そんな国士舘を指揮しているのは、大学野球の指導者としても結果を残している、永田昌弘監督である。
永田監督は、おおよそ四半世紀もの間、高校の指導者を務めると、10年間、大学野球の監督を務め、再び高校の指導者へ復帰した。
再任した際のチームは、甲子園から遠ざかっていたこともあり、全国を意識した練習は、できていない状態であった。
そこで、敢えて現実を自覚させ、自らが学んできた高いレベルの野球を選手たちに厳しく指導し、復活を目指した。
当初は、目の前の練習やノルマをこなすことに精一杯になり、直ぐに弱音を吐いたり、諦める選手も少なくなかったが、コツコツ励むことで結果が出るようにった。
すると、周囲からも応援されたり評価されるようになり、それらがエネルギーとなり、更なる進化を遂げ、10年遠ざかっていた甲子園にも、返り咲くことに成功したのであった。
過去に執着したり、現状に満足させず、自らの課題に真摯に向き合わせる永田監督に導かれ、国士舘は新たな歴史を作る。
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