「甲子園優勝は偶然できるものではない」/ 仙台育英 須江航監督

高校野球の世界では、甲子園出場や上位進出であれば、運に助けられることもあるが、優勝するためには、根拠となるものが必要になる。

「すべての試合展開が『想定内』であるように、心掛けています」/ 東海大相模 門馬敬治監督

試合で起こりうる全てのことが、「想定内」であるからこそ、東海大相模は、どんな状況であっても、自分たちの野球を貫けるのだろう。

「集中力を欠くプレーこそ最大のエラー」/ 作新学院 小針崇宏監督

2010年代の夏の栃木県大会で、9度の優勝を成し遂げるという、驚異的な成績を残した作新学院の強さは、小針崇宏監督の「準備」と「覚悟」を重視した指導にあった。

「何事も決めた以上は徹底することが大切なんです」/ 前橋育英 荒井直樹監督

負ければ終わりのプレッシャーに加え、5万人近くの大観衆の声援による独特の雰囲気を持つ甲子園では、選手たちの本来の力を発揮することは難しい。

「打てないとかエラーとかはどうでもいいから、とにかく全員で雰囲気を出そう」/ 駒大苫小牧 香田誉士史監督

「雪はハンデ」という概念を覆す、雪の降る冬場にも外での練習を行い、史上初の北海道勢の全国制覇を成し遂げ、高校野球の歴史を大きく変えた、駒大苫小牧。

「ライバルとは自分に討ち勝つこと」/ 横浜 渡辺元智監督

横浜高校を全国屈指の強豪校へと育て上げた渡辺元智監督は、選手を育てることだけでなく、自分自身を成長させることにも取り組んでいた。