「強いチームよりも良いチームを作る」/ 奈良大付 田中一訓監督

全国制覇経験もある天理智弁学園の二強時代が長年続いている奈良県で、地区大会や県大会で上位進出をするも、何度も「後一歩」のところで、甲子園を逃してきた奈良大付属高校。

創立90年を迎えた高校野球100年のセンバツ大会で、悲願の甲子園出場を果たすと、3年後の100回の記念大会である夏の甲子園にも出場し、初戦を突破し初勝利を挙げた。

そんなチームを指揮しているのは、「高校球児の前に高校生」という指導方針を掲げている田中一訓監督である。

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「今出来ることをやるだけです」/ 池田 岡田康志監督

春夏合わせて甲子園で、40勝を超える勝ち星を挙げている名門、徳島県の池田高校

昭和49年のセンバツ大会での準優勝時には、「爽やかイレブン」の名で注目を浴びると、57年の夏の甲子園で初の全国制覇を成し遂げ翌年のセンバツも制して夏春連覇を達成。

バントや小技に頼らず、次々と積極的な打撃で得点を挙げる「やまびこ打線」で、高校野球ファンから親しまれている。

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「選手が僕以上のことをやらないと日本一っていうのはない」/ 星稜 山下智茂監督

石川県と北陸の高校野球野球の歴史を作ってきた、伝統校、星稜高校。

昭和47年夏の初出場から、箕島高校との延長18回の死闘や、明徳義塾戦の5打席連続敬遠、平成7年・令和元年の夏の甲子園準優勝など、数々の名勝負や記録を残している。

そんな名門で、38年間指揮を執り、春夏合わせて25回甲子園へ導いたのが名将、山下智茂監督である。

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「苦労したかどうかは、自分じゃなくて周りの評価で決まるもの」/ 東海大菅生 若林弘泰監督

1996年の甲子園初出場から、全国から注目を集める存在となった、東京の強豪、東海大菅生

2017年の夏の甲子園では、4大会連続初戦敗退の連敗を止め、勢いに乗り四強まで勝ち進んだ。

そんな東海大菅生を指揮しているのが、投手として社会人野球やプロの世界での経験がある、若林弘泰監督である。

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「やろうと思ったらどこでも練習はできるんです」/ 英明 香川智彦監督

かつては少人数の同好会からスタートし、創部6年で夏の甲子園に出場を決めた香川県の英明高校。

以降は甲子園にも春夏出場を経験し、四国大会の常連校ともなっている、「野球王国」と称される四国の新興勢力である。

そんな英明を指揮しているのが、香川県の強豪校での指導歴があり、丸亀城西では甲子園出場を経験している、香川智彦監督である。

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「勝つときは偶然、負けるときは必ず原因がある」/ 拓大紅陵 澤村史郎監督

昭和59年のセンバツに初出場を果たすと、甲子園常連校として、一気に全国から注目を集める存在となった千葉県の拓大紅陵

戦国の千葉」での躍進だけでなく、平成4年の夏は、甲子園準優勝をするなど、全国でも成績を残している。

拓大紅陵を全国レベルの強豪に育て上げた名将小枝守監督の後を継ぎ、現在指揮をしているのが、澤村史郎監督である。

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「最後は自分、やるのは自分です」/ 樟南 山之口和也監督

鹿児島商工時代から甲子園常連として、全国からも注目集める存在である、九州を代表する名門校、樟南高校。

1994年に夏の甲子園で準優勝、99年から夏の鹿児島大会5連覇など、数々の記録を残している。

そんな伝統と実績のある樟南を2010年から率いているのが、OBの山之口和也監督である。

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「答えを言うのは簡単なので、 我慢しています」/ 学法石川 上田勇仁監督

春夏合わせて10回以上の甲子園出場を誇る福島県の強豪校、学法石川

21世紀に入ってからは、甲子園から遠ざかっているが、東北大会や県大会では上進出をし、毎年優勝候補に名を連ね注目を集めている。

そんな、学法石川で2013年から指揮を執り、現在は部長としてもチームを支えているのが上田勇仁監督である。

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「責任を持たせる行動も勉強させたい」/ 天理 中村良二監督

春夏合わせて3度の全国制覇、70を超える甲子園での勝ち星を記録している、天理高校。

そんな、名門校を指揮しているのが、選手時代に、主将として天理全国制覇を経験している、中村良二監督である。

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