初出場から10回目の挑戦にして悲願の甲子園初勝利を挙げて以降、全国で躍進を続ける盛岡大附属。
そんなチームを指揮しているのは、OBで自身も甲子園出場経験を持つ関口清治監督である。
関口監督は、自らやチームの先輩が果たせなかった、甲子園初勝利を託され、指導者生活をスタートさせた。
しかし、練習や努力の量を増やしても簡単には結果は出ず、出場を果たした甲子園でも惜敗が続いた。
そこで関口監督は、野球以外のことも含めた選手たちの学生生活の全てや、自らが行ってきた指導方法の見直しを行った。
選手たちには、寮生活や学校での過ごし方が、グラウンドにも影響を与えることを何度も伝え、人間力の成長を促した。
また、自身にも選手たちを理解することで、長所を引き出せるようになるとして、積極的にコミュニケーションの時間を増やすことをノルマと課した。
もちろん、両者ともに楽な作業ではなかったが、丁寧に時間をかけて行うことで、自信となる本物の実力が身につくようになった。
栄光への近道ばかりを探したり横着をするのではなく、地道に努力を重ねる盛岡大附属と関口監督は、更なる飛躍を見せてくれるだろう。
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「「繰り返して、繰り返して、繰り返して、やっと本当の力になる」/ 盛岡大附 関口清治監督」への1件のフィードバック