「ベンチ入り選手は入れなかった仲間達の分も全力でプレーする義務がある」/ 花巻東 佐々木洋監督

2009年のセンバツで東北勢の悲願へ後一歩まで近づいた岩手県の花巻東高校。

2009年はセンバツ準優勝、夏の選手権四強進出、13年にも夏の甲子園四強と、全国で数々の実績を残している。

そんなチームを強豪校へと育て上げたのが佐々木洋監督である。

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「選手個々の状況を見極めなきゃいけません」/ 中京大中京 高橋源一郎監督

高校野球100年という歴史の中で春夏合わせて11度の全国制覇を誇る愛知の名門中京大中京

夏の甲子園三連覇春夏連覇など数々の実績や甲子園最多勝利校としての記録も残していることから、高校野球ファンなら誰しもが知る存在である。

昭和後半から平成初期にかけて低迷していたものの、2009年には43年ぶりの全国制覇を成し遂げ、平成の時代にも強さを証明した。

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「大事なときだけ力を発揮しようとしても無理です」/ 北海 平川敦監督

高校野球の歴史を語る上で欠かせない北国の伝統校、北海高校の存在である。

伝統の「守備力」を軸にそつのない野球で、夏の甲子園は全国最多出場を記録し、1963年のセンバツ、2016年の選手権では準優勝の成績を残している名門校である。 

チームを指揮するのは、OBでもある平川敦監督である。

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「甲子園は負けても素晴らしい場所なんです」/ 神戸国際大付 青木尚龍監督

高校野球の聖地甲子園球場があり、参加校数150を超え、県勢として夏は7度の全国制覇の記録している兵庫県。

そんな兵庫県で、21世紀に入り県や地区大会の上位進出を続け、甲子園常連校となりつつあるのが、神戸国際大付属である。

神戸国際大付属は、2005年センバツの4強進出や、17年の春夏連続出場など甲子園で実績も残していることから、県内や近畿圏だけでなく、全国からも注目を浴びる強豪校となった。

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「気づかないと変わらない」/ 関東一 米澤貴光監督

激戦区東京に位置しながら、2008年センバツから10年間で8度の甲子園出場という驚異的な数字を残しているのが関東一高である。

かつては小倉全由監督(現日大三高監督)の指導によって1987年のセンバツで準決勝を成し遂げた経験を持つ名門も、94年夏からは約15年甲子園から遠ざかっていた。

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「目に見えないほころびから試合の流れは変わる」/ 明豊 川崎絢平監督

21世紀に入り九州の強豪校として、全国から注目を集める存在となった、大分県の明豊高校である。 

2001年、09年、17年の夏の選手権は8強に進出すると19年のセンバツでは、初の4強入りを果たすなど、現在も躍進を続けている。

チームを指揮するのは、選手時代に名門、智弁和歌山で1年生時に全国制覇の経験を持つ川崎絢平監督である。

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「自分で考えて動ける選手を作りたい」/ 創志学園 長沢宏行監督

史上最速の創部1年目でセンバツ出場を果たし、全国から注目を浴びた岡山県の創志学園

チームを指揮する長沢宏行監督は、兵庫県の高校女子ソフト部の監督を22年間続け、8度の総体優勝へチームを導くと、1996年にはオリンピックの日本代表でのヘッドコーチも経験するなど、ソフトボール界の名将として活躍していた。

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「やっている人間が腐っていれば、ボールも死んでしまいます」/ 聖光学院 斎藤智也監督

21世紀に入り初の甲子園出場を果たし、今や甲子園の常連校として全国から注目を集める存在となったのが福島県の聖光学院である。

2007年から続く夏の甲子園連続出場記録は、戦後最長記録を樹立し、毎年自校の記録を更新し続けている。

また、2008年夏から5年2ヶ月間県内負け無し記録も残すなど、県内では抜群の安定感を見せつけている。

そんなチームを1999年の無名時代から指揮を続け、全国レベルの強豪へと育て上げたのが、斎藤智也監督である。

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「重視するのは状況判断」/ 下関国際 坂原秀尚監督

2017年夏の甲子園に悲願の初出場を果たし、2018年は春夏連続で出場を含む3季連続で甲子園に登場した下関国際高校。

2018年の夏の選手権では、甲子園常連校などを撃破し堂々の八強に進出を果たした。

そんなチームを指導しているのが、社会人野球の経験も持つ坂原秀尚監督である。

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