「選手は全員特徴が違います」/ 習志野 小林徹監督

夏の甲子園で二度の全国制覇経験を持ち、多くの高校野球ファンからブラスバンドの「美爆音」の音色と共に人気を集める名門、習志野高校。

チームを指揮しているのは、選手時代に夏の甲子園のマウンド経験もあるOBの小林徹監督である。

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「自分にないものを支え合うのが人間」/ 佐賀北 百崎敏克監督

2007年の夏、開幕試合での甲子園初勝利から勢いに乗り、全国制覇を成し遂げた佐賀県立佐賀北高校。

2回戦では、延長15回引き分け再試合を制すると、準々決勝では優勝候補の帝京をサヨナラで敗り、決勝では、「逆転満塁ホームラン」で決勝点を挙げ優勝するなど、「奇跡」や「ドラマ」とも表現される熱戦をいくつも繰り広げていた。

そんな佐賀北の名勝負や記録、快進撃を人々は「がばい旋風」と呼び、現在も語り継がれている。

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「緊張していることを認めろ」/ 常総学院 木内幸男監督

茨城県勢の高校野球史を彩る取手二高常総学院

その両校で監督として全国制覇を経験し、甲子園通算40勝という成績を残したのが名将木内幸男監督である。

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「答えは監督が先に言っちゃダメ」/ 日本文理 大井道夫監督

「大逆転劇」でもなければ、「延長戦による死闘」でもないが、高校野球史に残る名勝負として語り継がれているのが、91回大会の日本文理中京大中京の決勝戦だ。

前評判どおりの圧倒的な強さで、試合を優位に進め6点差で最終回を迎えた中京大中京の優勝を誰もが確信した最終回の二死走者無しからドラマは始まったのだった。

球場に密かに広がる「諦めムード」を振り切るかのごとく、粘り強く、しぶとく、そして執念で5点を取り1点差にまで詰め寄るという怒涛の追い上げを繰り広げたのであった。

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「ハンデなんて言ってたら、その時点で負けです」/ 八戸学院光星 仲井宗基監督

東北勢の悲願」に後一歩まで3季連続で近づいた青森県の八戸学院光星

甲子園では、平成の30年間で28の勝ち星を挙げ、83回のセンバツ大会から10大会続けて初戦突破をするなど安定感も誇り、今や東北だけでなく全国を代表する強豪校である。

そんなチームを指揮するのは、仲井宗基監督である。

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「面白くない基礎練習だからこそ見えてくるものがある」/ 駒大苫小牧 佐々木孝介監督

両チーム合わせ39安打、23得点のとどまるところを知らない打ち合いの決勝戦を制して北海道勢として初の甲子園制覇を成し遂げた駒大苫小牧

2005年にも優勝し夏の甲子園連覇を達成し、その翌年も夏の甲子園の決勝に進み、敗れはしたものの早稲田実業と決勝戦引き分け再試合で球史に残る名勝負を繰り広げた実績がある。

しかし、そんな名門も夏の甲子園は07年を最後に遠ざかっている。

そこで名門の復活を託されたのが、選手時代に主将として深紅の大優勝旗を初めて北の大地に持ち帰った佐々木孝介監督である。

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「失敗を恐れるようになると、いい結果は生まれなくなります」/ 健大高崎 青柳博文監督

徹底マークされていても、土壇場でも、迷うことなく怯むことなく次の塁を狙い、相手を翻弄する。

そんな「機動破壊」を代名詞にその名を全国に広めた群馬県の健大高崎高校だ。

甲子園では2011年夏に初出場を果たし、2012年のセンバツでは4強を記録し、その後も好成績を残し、初戦敗退は1度もない

2001年創部と歴史は浅いが、近年甲子園を魅了する強豪校である。

そんなチームを指揮するのは、青柳博文監督である。

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「やると決めたラインまでしっかりやりきろう」/ 仙台育英 須江航監督

東北勢悲願の甲子園制覇に最も近い存在であると称されている、宮城県の仙台育英高校。

平成の甲子園では3度の準優勝を経験し、勝ち星は41で全国4位の記録を残し、神宮大会での優勝経験もある全国を代表する強豪である。

そんな仙台育英を指揮するのは、須江航監督である。

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「人間を人に変えるのが仕事」/ 大垣日大 阪口慶三監督

愛知の伝統校東邦で監督として、春夏甲子園に24回(春13回、夏11回)出場経験を持ち、1977年の夏の選手権、88年センバツは準優勝、89年センバツには優勝へチームを導いたのが阪口慶三監督である。

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