「強みは『自分たちが強い』と思っていないところ」/ 国士舘 永田昌弘監督

夏の予選では東西に分けられ、二つの甲子園切符を争うが、センバツでは原則一つの切符を争うため、難関と称されることも多い東京都。

そんな東京で、9度のセンバツ出場を誇るのが、東東京の国士舘高校である。

国士舘は、1991年のセンバツ初出場を決めると、勢いそのままに甲子園では4強進出し、93年のセンバツでも4強に勝ち進むという結果を残した。

以降センバツに出場することが多く、「春の国士舘」とファンや高校野界に印象づけている。

そんなチームを指揮していたのが、名将永田昌弘監督である。

続きを読む

「どういう姿勢なら勝てるのか、今でも分からない」/ 東北 若生正広監督

100回の挑戦で成し遂げられなかった東北勢の悲願である甲子園制覇の夢。

そんな東北勢の中で最もトップの甲子園で勝ち星を挙げているの宮城県である。

その宮城を代表する名門で、甲子園優勝まであと一歩とせまった経験を持つのが東北高校である。

東北高校は、昭和5年の初出場以降、春夏合わせて40回の甲子園出場を誇り、夏の選手権準優勝の経験もある。

創部110年を超える歴史もあり、プロ野球選手を多数輩出している高校野球界では有名な学校である。

そんな、東北高校での指導経験があり、平成15年に夏の甲子園準優勝へと導いたのが名将、若生正広監督である。

続きを読む

「全員出して勝つ、それがいちばんです」/ 三重 中村好治監督

平成の高校野球最強と称されている、大阪桐蔭を甲子園の舞台で二度苦しめた東海を代表する名門三重高校。

2014年夏の甲子園では、決勝の舞台で1点差の接戦ゲームで、王者を最後まで苦しめた。

そんな、チームを指揮していたのが、中村好治監督

続きを読む

「一方通行で一つの方向に向かせても本物にならない」/ 愛工大名電 倉野光生監督

世界が認める野球選手、「イチロー選手」をはじめとする、数々の名選手を球界に送り出し続けている名門、愛工大名電

2003年の秋の明治神宮大会を制覇すると、04年にはセンバツで準優勝、翌年のセンバツにも出場すると熱戦を制して初優勝を成し遂げた。

11年の神宮大会でも準優勝するなど、県内だけでなく常に全国でも上位進出を続けている。

そんな名門を指揮しているのが、倉野光生監督である。

続きを読む

「日本一を口に出していけと言って、意識させることができた」 / 智弁学園 小坂将商監督

奈良県や近畿地方で毎年優勝候補として注目を集める、智弁学園高校。

甲子園常連校であり、2016年のセンバツでは、初の決勝に進出し、勢いそのままにサヨナラで勝ちで初優勝を成し遂げた。

そんなチームを指揮するのは、智弁学園のOBでもあり、選手としての甲子園出場第一線でのプレー経験もある小坂将商監督である。

続きを読む 

「選手を大切にする指導」/ 静岡 栗林俊輔監督

大正15年の夏の全国制覇を成し遂げた東海地方を代表する名門校、静岡高校。

その後も昭和35年夏、48年夏に甲子園準優勝を経験し、平成初期は甲子園から遠ざかったものの27年のセンバツには8強入と、現在も躍進を続けている。

そんなチームを指揮するのは、栗林俊輔監督である。

続きを読む

「野球とはただ打って、投げて、走るだけじゃない」/ 佐久長聖 藤原弘介監督

長野県の強豪として、高校野球ファンから親しまれている佐久長聖高校。

平成6年の初出場後、春夏合わせて9度の甲子園出場を誇り、四強進出経験もある。

そんなチームを率いているのは、藤原弘介監督である。

続きを読む

「子供たちにはすごい力がある」/ 松阪 松葉健司監督

春夏合わせて、60を超える勝ち星と2度の全国制覇を誇る三重県勢。

そんな、三重県で県内屈指の進学校として有名なのが県立松阪高校である。

創部66年目の2012年の夏に初の甲子園出場を決め、一躍全国から脚光を浴びた。

そんなチームを率いていたのは、松葉健司監督である。

続きを読む

「目に見えない部分を鍛える」/ 関東一 米澤貴光監督

出場参加校も多く、全国制覇経験校が複数存在する激戦区東京。そんな東京で、甲子園常連校で毎年優勝候補としているのが、関東一高である。

1987年のセンバツ準優勝以降やや甲子園から遠ざかっていたものの、2008年春から約10年間で8回甲子園に出場するなど近年は抜群の安定感を誇る。

また、甲子園でも、2012年センバツ、2015年選手権では、ベスト4に進出するなど、全国でも勝てるチームである。

そんなチームを率いているのは、OBでもある米澤貴光監督である。

続きを読む