「全員でやるからこそ、チームは本当の意味でひとつになれる」/ 報徳学園 永田裕治監督

高校野球の聖地である甲子園球場から6km離れた場所に位置する報徳学園高校。

春夏合わせて3度の甲子園制覇に60を超える勝ち星を記録している、全国レベルの強豪である。

逆転の報徳」の名で多くの高校野球ファンから親しまれている名門を1994年から指揮し、春夏合わせて18度甲子園に導いたのが、永田裕治監督である。

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永田監督は、23年間の監督生活で甲子園23勝をあげ、2002年のセンバツでは優勝を経験し、報徳学園の監督勇退後の18年から2年連続でU18の日本代表監督も務めている。

永田監督は、全国で勝てるチームを育てるために、「全員野球」のスタイルを貫いていた。

近年は、効率を優先するチームも多い中、レギュラーや補欠に関係なく、部員全員に同じ練習機会を与えていた。

名門のため、毎年入部希望者は20人を超え、多いときでは3学年合わせて100人を超える時もあったが、永田監督は、同じ練習に拘っていた。

野球部の専用グランドや寮はなく、学校の下校時間にも制限があり、環境は決して恵まれていない。

しかし、一人あたりの練習時間が減るといった、デメリットを帳消しにする「一球に対する集中力が増す」といった、メリットを見つけ出し、選手たちを育てていった。

他校と比較すると練習量は少ないが、選手たちは練習量をカバーするために自主的に時間や場所を見つけて練習するなど、「自主性」を伸ばしやすい環境を作っていた。

永田監督の「全員野球」の伝統を受け継ぎ、報徳学園は4度目の甲子園優勝を目指している。

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