「『選手を信じること』が何よりも大切なことです」/ 大垣日大 阪口慶三監督

2007年のセンバツ大会で「希望枠」として甲子園初出場を果たし、準優勝を成し遂げた大垣日大

チームを指揮しているのは、愛知の名門、東邦高校で監督として全国制覇1回、準優勝2回の経験を持つ阪口慶三監督である。

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阪口監督は、東邦時代には「鬼の阪口」と称されるほどの、選手たちを厳しく鍛え上げるスパルタ指導を行なっていた。

しかし、選手が監督の顔色を伺いながら、萎縮したプレーをしていることや、選手たちを心の底から信頼できていないことに気がつき、試合では、選手たちを叱らないようになっていった。

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そして、大垣日大の監督就任後には、週一回休養を設けたり、孫ほどの歳の差のある選手たちとも冗談を言い合うなど、完全に指導方針を変更した。

試合でも、ミスをした際にもを責めるのではなく「笑顔」のジェスチャーを送り、緊張やプレッシャーをほぐしたり、「不安」を持っている選手には褒めて「自信」を持たせるなどの工夫を凝らし、選手の持っている力を引き出すような采配を行なっている。

選手を信じる」という東邦の監督就任時からのスタイルは継承しながらも、選手や環境を無理矢理変えさせるのではなく、自らを変える努力を続ける阪口監督の采配に今後も目が離せない。

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