「いつも思い通りのプレーができるわけではありません」/ PL学園 中村順司監督

人生では、どれだけ努力をこなしたり鍛錬を積んでも、思うようにいかないことがある。

その度に自らの力の無さを痛感したり現実に絶望し、諦めることを許すようになってしまう。

しかし、困難や苦戦などを経験するからこそ、夢が叶ったりハッピーエンドを迎えられた時に、本当の喜びや嬉しさを感じられるのである。

そんな考えから、PL学園を率いていた中村順司監督は、マイナスの出来事に対しても、感謝の心を持ち向き合うよう伝えていた。

中村監督は、僅か10年の間で春夏合わせて6度も甲子園優勝へ導き、球史に名を残すようなスター選手を幾人も育て上げた実績を持つ。

もちろん、当時のチームは、野球に専念できる環境が整っていたことに加え、全国屈指の強豪であったことから、府外からも有力選手が毎年集まっており、勝てる要素は大いにあった。

その一方で、周囲からの「勝って当たり前」というプレッシャーが、監督をはじめとしたチーム全体の重荷となり、思うようなプレーができないケースもあった。

だが、そんな時でも中村監督は、一時の失敗や個人のミスは、挽回したりカバーし合えば、マイナスにはならないとして、決して責めるようなことはしなかった。

その結果、試合では全員が伸び伸びとした思い切ったプレーができ、数々の結果を残せたのであった。 

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