「自信は練習でしかつかない」/ 創成館 川原陸選手

2017年の神宮大会で準優勝を成し遂げ、翌年のセンバツでは8強に進出した、長崎県の創成館高校。

当時、チームのエースを務めていたのは、キレのあるストレートと多彩な変化球を操る投球が持ち味の川原陸選手であった。

創成館の記事はこちら。

川原選手は、中学時代に野手として日本代表に選出されていたこともあり、1年時には外野手としてプレーし、打力を評価されていた。

ベンチ入りを果たした2年時からは、投手としての才能を開花させ、5月からは本格的に投手として活躍していった。

しかし、2年夏の県大会準々決勝ではピンチを作り降板し、その後チームも敗れたことから、敗戦の責任を背負ってしまいベンチで泣き崩れていた。

監督からは、悔しさを結果ではらすよう促され、新チームではエースとしても、25人の投手陣をまとめるリーダーとしても、チームを支えていった。

神宮大会では大阪桐蔭相手に、4回2/3を無失点で抑え、この世代で唯一の大阪桐蔭戦での勝ち投手となった。

そして、翌春にはチームの歴史を塗り替える、センバツ初勝利と8強進出に大きく貢献し、夏の甲子園にも導いたのであった。

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