「どちらが先に普段通りの野球ができるか」/ 東海大相模 門馬敬治監督

高校野球界において、激戦区と称される神奈川県。

県勢の甲子園での勝ち星は選手権は100回で126、センバツは90回で76、甲子園優勝経験校は5校と全国レベルのチームが群雄割拠する。

そんな神奈川で毎年上位進出をし、春夏二度ずつ甲子園制覇をし、全国にその名を広めているのが、東海大相模である。

名門東海大相模を1999年から指揮するのは、OBでもある門馬敬治監督である。

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「地に足を付けてやること、浮かれないことが一番大事」/ 仙台育英 佐々木順一朗監督

平成に入って、何度も悲願の甲子園制覇に近づいた東北勢。

そんな東北勢の中でも優勝に最も近いと言っても過言ではないのが仙台育英である。

仙台育英は甲子園で平成の30年間で41の勝ち星を挙げ、元年と27年の夏、13年のセンバツでは準優勝という成績を残している。

決勝では敗れているものの、1点差や延長戦という互角の戦いを繰り広げている。

そんな名門仙台育英を約20年指導し、数々の名選手やプロ野球選手を輩出してきたのが、現在(2019年1月)、学法石川で指揮をとっている佐々木順一朗監督だ。

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「チームの特色を踏まえてチームを作っていく」/ 報徳学園 永田裕治監督

高校野球の聖地、甲子園から6km離れた場所に位置する名門報徳学園

逆転の報徳」でファンからは親しまれていて、春・夏共に全国制覇の経験もあり甲子園常連校として、強豪と認識されている。

そんな報徳学園を1994年から指揮し、春夏合わせて18度甲子園に導いたのは永田裕治監督である。

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「毎日が本番」/ 慶応義塾 上田誠監督

神奈川県の高校野球界で「四強」の一角として毎年優勝候補として注目を集める慶應義塾

かつては、甲子園での全国制覇の経験もある名門だが、1962年を最後に半世紀近く甲子園から遠ざかっていた。

そんなチームを四半世紀指揮し甲子園に導いた名将が上田誠監督である。

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「基本に立ち返らないと新しい山には登れない」/作新学院 小針崇宏監督

関東を代表する名門校で、史上初めて甲子園春夏連覇を成し遂げた栃木県の作新学院高校。

平成に入りやや低迷していたが、2009年に31年ぶりに夏の甲子園へ出場を果たすと、2016年には、54年ぶりに夏の甲子園で全国制覇を成し遂げた。

そんな名門を復活させたのは、若き名将小針崇宏監督である。

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「『カベ 』というのは あるわけじゃなくて 自分が作るもの」 / 佐賀北 百崎敏克監督

2007年の夏の甲子園で全国制覇を成し遂げた佐賀県立佐賀北高校。

07年夏、佐賀北は開幕試合で甲子園初勝利を挙げると、二回戦では延長15回引き分け再試合で勝利、準々決勝では優勝候補の一角帝京高校相手に延長13回サヨナラ勝ちで決勝戦へ駒を進めた。

帝京高校の記事はこちら。

決勝でも勢いと大観衆を味方につけ、0ー4の劣勢の展開から、8回裏に押し出しで1点を返すと、逆転満塁本塁打で試合を決め、全国制覇を果たした。

そんなチームを指揮していたのが、百崎敏克監督である。

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「監督として一番いけないのは、変な先入観を持つことなんです」/ 箕島 尾藤公監督

70年代に黄金時代を築いた、和歌山県の伝統校、箕島高校。

公立高校で唯一の、春夏連覇を成し遂げた実績を残している名門である。 

春夏連覇校の記事はこちら。

甲子園では、センバツで三度、夏の選手権は一度の計四度の全国制覇の経験があり、全国的な知名度を誇っている。

そんな箕島を全国レベルのチームへと作り上げたのが尾藤公監督である。

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「甲子園には神様しかいないと思っています。」/ 龍谷大平安 原田英彦監督

2018年の夏の甲子園の100回大会で甲子園通算100勝を達成した、京都府の名門、龍谷大平安

高校野球の歴史で100勝越えは、史上2校目の快挙である。

甲子園では平成終了時点で、春夏合わせて4度の全国制覇をし、出場回数はセンバツではトップである。

そんな名門を指揮するのは、平安愛に溢れた原田英彦監督である。

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「時間との闘いをしなさい。」/ 済美 上甲正典監督

高校野球には、ミラクルとして語り継がれるチームが多数存在する。

愛媛県の済美高校もまた、「ミラクル済美」と称された。

済美は2002年創部すると2004年のセンバツには、甲子園初出場を決めた。

センバツ大会の記事はこちら。

そして、甲子園では接戦で強豪校を次々倒し、初出場初優勝を成し遂げたのであった。

そんな済美の名を全国に広めたのが、名将、上甲正典監督である。

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