「高校野球の監督はガマンとロマン」/ 福井商 北野尚文監督

北陸を代表する名門、福井商業を1968年から指揮していたのが北野尚文監督である。

北野監督は、通算36度の甲子園へチームを導き、1978年には、センバツで準優勝を成し遂げた。

また、1986年夏から8季連続出場や86年から続く夏の福井県大会20年連続決勝進出など数々の見間も破られぬ記録を残している。

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「全員でやるからこそ、チームは本当の意味でひとつになれる」/ 報徳学園 永田裕治監督

高校野球の聖地である甲子園球場から6km離れた場所に位置する報徳学園高校。

春夏合わせて3度の甲子園制覇に60を超える勝ち星を記録している、全国レベルの強豪である。

逆転の報徳」の名で多くの高校野球ファンから親しまれている名門を1994年から指揮し、春夏合わせて18度甲子園に導いたのが、永田裕治監督である。

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「野球ノートは自分の意識と行動を変えるためのノートなんです」/ 沖縄尚学 比嘉公也監督

沖縄の高校野球の歴史を語る上でかかせないのが、沖縄尚学高校である。

1999年のセンバツ大会では、県勢初の甲子園優勝を成し遂げると、2008年のセンバツ大会でも、甲子園を制覇した記録を残している。

そんな2度のセンバツ優勝を99年はエースとして、08年は監督として経験したのが、現在も指揮を執る比嘉公也監督である。

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「最高にできることより、最低限これができるというものを作る」/ 静岡 栗林俊輔監督

大正15年の夏の甲子園制覇を成し遂げた東海地方を代表する名門静岡高校

昭和35年、48年の選手権では、甲子園準優勝を記録し、その後平成初期は甲子園から遠ざかったものの、平成27年のセンバツには8強入と、現在も躍進を続けている。

そんな伝統校を指揮しているのは、栗林俊輔監督である。

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「難しさが甲子園の面白さだと思っています」/ 佐野日大 松本弘司監督

平成の時代に春夏合わせて、10回の甲子園出場を記録した栃木県の佐野日大高校。

1997年の選手権ではベスト8、2014年のセンバツでは四強まで勝ち進むなどの実績を残している。

そんなチームを指揮していたのが、名将松本弘司監督である。

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「選手達を知るというところから始めています」/ 盛岡大附 関口清治監督

近年、甲子園や神宮大会で上位進出を続ける東北勢。

そんな東北勢で2010年代に入り甲子園初勝利から一気に強豪校として認識されているのが、岩手県の盛岡大附属高校である。

かつては、甲子園出場は県内トップレベルも、甲子園1勝の壁に9大会連続で阻まれていた。

しかし、2013年のセンバツで初勝利を挙げると甲子園での勝ち星も増え、2017年はセンバツ選手権共に8強まで進出するなど、活躍を続けている。

センバツ高校野球の記事はこちら。

そんなチームを指揮しているのは、関口清治監督である。

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「1つ悪いことしたら2ついいことをしよう」/おかやま山陽 堤尚彦監督

2017年の夏の甲子園に初出場を果たした、おかやま山陽高校。

続く秋の大会では、県3位ながらも中国大会で快進撃を続け決勝まで勝ち進むと、最大9点差を追いつき、10回にサヨナラで下関国際との乱打戦を制して初の神宮大会に出場した実績も持つ。

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「野球がうまい選手でも人間力がなければ活躍できない」/ 早鞆 大越基監督

1960年代の夏の甲子園に3度出場し、64年の初出場時には準優勝を成し遂げた実績を残している、山口県の早鞆高校。

2009年よりチームを指揮しているのは、選手時代に仙台育英のエースとして、夏の甲子園準優勝へとチームを導き、プロ野球のダイエーホークスでも活躍した経験も持つ、大越基監督である。

大越監督は、技術面の指導を一切することなく、「人間力」を育てることに力を入れ、日々選手たちを育てている。

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「甲子園で勝つことで生徒には野球ができる喜びを感じてほしい」/ 履正社 岡田龍生監督

平成最強とされている大阪桐蔭と共に、現在の大阪を引っ張る存在として注目を集めているのが、履正社高校である。

平成の甲子園では、2014年、17年センバツ準優勝が最高成績であったが、令和元年の選手権では圧倒的な打力を武器に初の全国制覇を成し遂げた。

また、2016年秋の神宮大会では、ライバル大阪桐蔭も成し遂げていない優勝を経験していることから、甲子園に出場する度、「優勝候補」と称されている。

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