失敗を経験すると辛さや悲しさが込み上げてくると同時に、それまでの頑張りが否定されたような気持ちになり、新たな挑戦への意欲が枯れてしまうことがある。
だが、挑戦というものを避けるようになると、失敗こそしないものの、成功することもなければ、成長することもないといった大きなデメリットを体現することになる。
その一方で、苦しい想いをしても涙を流しても、諦めず続けることができれば、成長や成果を手に入れることができ、自信や経験値といったものも得られる。
そんな考えから、健大高崎を指揮している青柳博文監督は、挑戦する姿勢を持ち続けることの大切さを伝え、選手たちの挑戦を支えるスタンスで指導を行っている。
青柳監督は、チームの代名詞「機動破壊」に代表されるように積極的な野球を目標に掲げることが多いが、そこには選手たちに萎縮せずプレーして欲しいという狙いがあった。
そのため、例え結果が悪くとも、自分なりに考えて前向きな気持ちでしてしまった失敗に対しては叱るのではなく、姿勢を評価し改善点をアドバイスを中心に声をかけている。
もちろん、自分勝手なプレーや中途半端な動きには厳しく指摘をするが、挑戦する意欲を低下させないように、対話を重視したり時間をかけて説明するようにしている。
成功の通り道にある失敗をポジティブなものとして捉えさせ、挑戦をサポートし続ける青柳監督の指導を武器に、健大高崎は全国制覇を目指している。
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- 「勝利には技術と運、両方が大事」/ 星稜 林和成監督
- 「効率のいい合理的な練習だけでいいかというと、そうではない」/ 済美 中矢太監督
- 「色気を出す選手は使えない」/ 駒大苫小牧 佐々木孝介監督
- 「正しいと思う行動を選択し、振り返って修正していく作業を繰り返すことで自立と成長につながる」/ 智弁和歌山 中谷仁監督
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「「できるまであきらめずにやるのが成功のもとです」/ 健大高崎 青柳博文監督」への1件のフィードバック